こまざらえ(正規品広島熊手<こま札(祈祷済)>)について
100年以上前からつづく先端に七福神になぞらえた七宝を下げる広島独自の熊手
商売繁昌の縁起物として、胡子大祭でおなじみの熊手。
幸をかき寄せるといういわれがあります。
こまざらえ(広島熊手)の歴史は、今から100年以上前から始まっています。
先端に七福神になぞらえた七宝を下げるのが、広島独自の広島熊手。
前へ少し傾けて飾るのが正しい飾り方となります。
扇形に広がった青竹の本体を「さらひ」と呼びます。
「さらひ」の隙間が広いのは、小さい福と小さいお金を拾わず、大きな福と大きなお金だけを拾えるようにとの祈りと願いが込められております。
そして大切なのは、このこまざらえだけでは福は呼べず、こま札という小さなお札を胡子神社で祈祷してもらってこまざらえにつけなくてはいけません。
- 大福帳
- 福を書き留める帳簿、裏面には叶 先客万来の祈りと願いが込められております。
- 小槌
- 富をもたらす象徴、福を呼び込む祈りと願いが込められております。
- 小判
- 古来のお金、商売繁昌の祈りと願いが込められております。
- 注連縄
- その年の収穫に感謝し、次の年も豊作をという祈りと願いが込められております。
- 三方
- 神様へのお供え物をのせる神器上部の三角は宝物を表し商売繁昌の祈りと願いが込められております。
- 枡
- 言葉の響きから増す、益々繁昌という祈りと願いが込められております。
- 鯛の尾
- 目出鯛の縁起担ぎ 昔、鯛の赤色は邪気を祓うと言われていたそうです。
- えびす様・大黒様
- えびす様
古くは漁業の神様であり、現在は商いの神様であります。
大黒様
古くは破壊と豊穣の神様であり、現在は食物、財福の神様であります。
- 宝船
- かき集めた七宝、福とお金を積み込めるようにとの祈りと願いが込められております。
- こま札
- 胡子神社により祈祷された証として、こまざらえに付けられる小さいおふだ。
※写真は昨年のこま札です。